金曜日:龍舞
金曜日は、龍舞に取り組んでいます。
龍は中国の空高く泳いでいた空想の動物で、五穀豊穣を祈願し、雨を降らすことができるという言い伝えがあります。龍舞は、龍をかたどった*まといを持って数人で隊をつらねて動く伝統的な群舞です。
“準備体操”では、近くの公園に行き、皆で輪になって準備体操をします。龍舞はダイナミックに動くため、足腰や上体を柔軟にするストレッチを取り入れた体操を行います。
皆で並んで歩きます
“歩く・走る”では、はじめに手拍子に合わせて足踏みを揃える練習をします。続いてメンバー同士で手をつなぎ、歩幅を合わせて横一列に並んで歩く練習をします。
次に全員が縦一列に並んで、まといの代わりの筒を構えて、筒を構えた姿勢を正しく保ちながら、前後の間隔を一定に保って、前の人と同じルートを歩きます。
そして、その場で駆け足のステップを練習します。縦一列に並んで間隔を保ちながら足を後ろに大きく蹴り上げて元気よく走ります。
"まとい"を構えて、前の人と間隔を保って歩きます
“まといを使って”では、実際の龍の「まとい」をつなげて正しく構え、背筋を伸ばして身体の軸を通し、皆で龍を持って、縦一列に並んで歩幅を合わせて歩いたり、足を後ろに蹴り上げながら走ったりします。 最後には「横ウェーブ」など、より複雑な技と「唐船ドーイ」の曲等に合わせて舞っています。
龍舞の練習を重ねることで、息を合わせて足踏みを揃え、前後の人との間隔を保って歩くことで、皆でペースを合わせることや、他者との距離感をはかることが身についていきます。また、重いまといを構えるためには、正しい姿勢が大切です。メンバーはそれぞれに随分姿勢がよくなってきています。
2013年から年に一度、3月の小豆島で行われるふれあいキャンプで、和太鼓グループ橄欖の皆さんとのジョイント「太鼓とエイサーの集い」に参加し、舞台に立つことが、メンバー皆のはげみになっています。
2013年から年に一度、3月の小豆島で行われるふれあいキャンプで、和太鼓グループ橄欖の皆さんとのジョイント「太鼓とエイサーの集い」に参加し、舞台に立つことが、メンバー皆のはげみになっています。
※まとい−上部に龍の身体、下部に某がついている龍舞の道具。手に持って振り上げたり、担いで走ったりする。