KARAKORO STAGE 2019
”千羽鶴”出演(ピッコロシアター)(2019年5月)
会場に到着 〜 発声練習〜 『平和の歌』稽古
Over the Rainbow のメンバーは9時頃、からだとこころの出会いの会(以降「からころ」と省略)のメンバーと一緒に、ピッコロシアターに入りました。動きやすい服装に着替えると、皆と一緒に会場の大ホールで発声練習をしました。脱力しながら「らー!」「ららららー!」と元気な声を出していました。今年初めて舞台に参加するメンバーも皆の輪に加わり、笑顔での声出しです。 続いて、Over The Rainbowメンバーが出演する『平和の歌』の稽古がありました。日頃の練習の成果が出ていて、いきいきと踊っていました。
午前の公演
11時から午前の公演が始まりました。出番がある、休憩後の場面になるまで楽屋で横になって休んだり、同じく出番を待っているからころのメンバーと何気ない話をして、和んでいます。出番が近づくとからころのメンバーに付き添ってもらい、舞台の袖に移動しました。『平和の歌』の場面では、「緊張して落ち着かない」と話していたメンバーも舞台に立ち、堂々とハケをつかって踊り、プラカードを掲げていました。ひとりのメンバーは、緊張のあまり舞台に立つことができませんでした。公演が終わると「楽しかったね」とそれぞれに満足そうに話し、ひと安心です。
昼食休憩 〜 午後に向けた稽古
午前の公演の後、皆で昼食をとりました。Over the Rainbow メンバーのお母さん方に用意していただいた寿司と味噌汁、おやつの大学芋をパクパクと食べていました。おしゃべりをしながらの、食事タイムも皆の楽しみなひとときです。 昼食の後、午後から参加するメンバーも加わり、再び発声練習をした後、『平和の歌』の
稽古に取り組みました。皆、集中して大きな声を出した後段取りの確認をして、出番まで静かに待ちます。
午後の公演
16時から午後の公演が始まりました。集中が高まって、舞台の袖で出番を待つ間もとても静かに過ごします。『平和の歌』の場面では、午前の部で緊張して舞台に出られなかったメンバーも、皆と一緒に舞台に出ることができました。からころメンバーとの一体感も高まり、特にプラカードを持って行進する「ピースウォーク」の場面では、エネルギーが出て、元気な声で高らかに歌っていました。 午後だけの参加のメンバーも、緊張してホール前の廊下を行ったり来たりしていましたが、スタッフやからころメンバーに応援してもらって舞台に立つことができると、ニコニコしながら踊っていました。 『カーテンコール』では皆で手を繋いで舞台に立ち、あいさつをしました。
作品の展示
公演中、ピッコロシアターのホワイエには、Over the Rainbowメンバーが、去年から一年かけて
「絵画・造形」のプログラムで描いてきた作品が展示されました。四季折々の草花や風景、そして今回の公演『千羽鶴』をテーマにした絵画作品を、たくさんのお客さんに見ていただきました。